社員紹介08
「モノ」を作ることに強く関心。今後は無人化技術に注力したい
M.T.さん
2009年 新卒入社
CS事業部生産技術部富山Advanced DX&EX生産技術課生産技術


Background
学生時代に取り組んだ専攻科目や研究テーマについて、その内容も含めて教えてください。
電気電子科にて、プログラムや電気回路について学びました。このころから「モノ」を作ることに関して興味を持っていたと思います。
バラバラになっている部品をまとめ組み立てることによって、一つの役割を持つものになっていくことがとても楽しく、モノを作る側の仕事がしたいと思うようになりました。
就職活動では、どのような仕事·業界を見ていましたか。また最終的にSMKを選んだ理由を教えてください。

学生時代に「モノ」を作りたいという気持ちを持っていたので、就職活動は主に製造関係の企業を受けていました。
SMKを選んだ理由としては、「モノ」作りで日本を高度成長期から支えている企業であったからです。
またSMKが私の地元にあったということも大きいです。地元でも有名な企業であったため、安心して入社出来る企業と考えていました。
Work
実際に入社してみてSMKはどうですか?
入社当初はわからないことだらけでしたが、他部署を含めた先輩方からのご指導をいただき「ものづくり」というものを楽しく経験させていただくことが出来ました。
また、生産技術として協力会社の人とも関わることが多く、色々な経験をすることが出来ています。
現在の仕事内容について教えてください。
現在は、新製品の立ち上げをメインに仕事を行っています。
設計から新しい製品の組立検討依頼を受けます。その製品をどのように組み立てれば製品性能を満足し、最適生産性を確保出来るかを検討することが生産技術の仕事の1つです。また、実際に製品を組み立てる際には生産技術部以外の協力も必要であるため、他部署や社外の業者さんとのやりとりを行うことも多いです。そこで色々と話をしながら組み立てを確立させていきます。
「仕事でやりがいを感じた瞬間」について教えてください。

初めて一人で新製品の立ち上げを行い量産生産が軌道に乗った時です。
新製品の立上げでは、まず、組立検討、自動で組み立てる設備の検討と申請、設備製造業者との打合せなどを行います。
設備が完成してからは、工場に設置し問題なく製品が組み立てられることを確認します。その後、工場にいるメンバーへ設備の説明を行い実量産へ移ります。量産開始後、設備に異常が出た際の対応も行い、なんとか量産を軌道に乗せることができました。
このように自身が主体となって立ち上げた製品が安定して生産され、安定した売上につながっているのを見た時は、達成感というか、頑張ったなぁ~としみじみ感じました。
また、私は3年ほど中国工場へ出向した経験があります。日本では新製品立ち上げを行っていましたが、中国工場では新製品立ち上げスタッフのサポート兼日本とのパイプ役を行っていました。文化の違いや言葉の壁で、私の意図が正確に伝わらなかったこともありましたが、それも含め現地スタッフと一緒に新製品立ち上げを行った経験は、私の大きな宝物になっております。
仕事で大変だったことがあれば教えてください。
これは先の質問と重複するところはありますが、設備の立ち上げと量産を安定させるまでが大変です。量産を開始してから、ある程度の時間、連続で設備が動くことで初めて発生する異常が多々あり、それらに都度対処していく必要があります。異常の状況把握⇒原因調査/解析を行い復旧対応まで実施します。復旧対応後は、同じ異常が発生しないように問題点をデータに残し展開していく必要があります。そうしないと何度も同じ異常が発生してしまうからです。またこれを繰り返すことで、それ以降の製品では、量産開始当初から問題のない設備を立ち上げることが可能となります。
Vision
将来の夢や目標を教えてください。

将来かなえたい夢としては、無人での自動生産です。
今は、製品を組み立てるのは設備(自動機)で行っています。しかし、組立部品切れ時の供給、完成品の後処理などはまだまだ人が関わっていないと対応することが出来ません。働く人がどんどん少なくなっていく今後を見据えて、今のうちに無人化技術を高めていきたいと思っています。
MESSAGE
就職活動を頑張る
学生のみなさんへ、
メッセージをお願いします。

大事なことは、自分がどのようなことをやりたいかをしっかりと認識しておくことです。
社会人になるにあたって色々と不安なことがあると思います。ですが、自分の中に「これがやりたい!!!」というものを持っているのといないのでは違ってくると思います。
学生時代に色々な経験をすればどこかで役に立つことがあると思いますので、就職活動頑張ってください。
1日の流れ

午後の業務にむけての仮眠
