新卒×中途 座談会

真面目な社員と
穏やかな雰囲気、
そして充実した制度
SMKは、新卒入社者だけでなく、中途入社者も多数活躍しています。さまざまなキャリアや経験を持った人たちが、組織を越えて協力し合う職場でもあります。
今回、管理・技術・営業と様々な部署の新卒入社者、中途入社者に、SMKを選んだ理由、それぞれが思う所属部署の雰囲気、「SMKらしい人」などについて話を聞きました。
MEMBER

M.M.
電気通信学部量子・
物質工学科卒
2010年新卒入社
SCI事業部業務部
業務課
SCI事業部の管理部門
「大体のことはM.M.さんに聞けばわかるよね」といろいろな部署の社員から思われる、何でも知っている「社内のスペシャリスト」になることが、現在の目標。

A.N.
社会学部社会学科卒
2017年新卒入社
法務室 法務業務
(契約書レビューなど)
視野を広く持つことが現在の目標。業務で契約書のリスクをチェックする際など、製品や現場のことも知ればよりよい提案ができると考えている。

T.I.
政治経済学部
政治学科卒
2023年中途入社
CS事業部コネクタ事業推進部 販売促進課
コネクタの営業・販促活動
幅広い領域の市場開拓を担当している。
前職は工業用プラスチック部品メーカーの営業をしていた。
今の目標は汎用性の高い車載関連のコネクタの知識を身につけ、コネクタ全般の提案をできるようになること。

Y.Y.
理工学研究科
機械システム工学専攻
(大学院卒)卒
2023年中途入社
SCI事業部第1設計部
インタラクションユニット設計1課 機構設計
前職では、産業用製造設備の設計、ライン立ち上げ、メンテナンスなどを経験。
学生時代、電気回路、メカ、ソフトすべてに関わっていた。メカの技術を高めつつ電気回路の知識も取り入れ、マルチに対応できる人材に成長したいと考えている。

H.N.
経営学部経営学科卒
2022年新卒入社
SCI事業部営業部
営業1課
SCI事業部製品の営業
海外で生活し、異文化を体験することに興味がある。赴任してみたい地域はアジア。その中でも中国に行き現地の雰囲気を感じてみたい。
CHAPTER 01
SMKへ入社を決めた
それぞれの思い

みなさんの入社動機を教えてください。

H.N.
私は就職活動の時にメーカーを主軸に会社を探していました。理由は2つあります。1つは、メーカーに対して海外と多く関わるイメージを持っていたことです。もともと英語が好きで、それを活かして海外で生活したいという強い思いがありました。もう1つは、ITやソフトウェアではなく、実際に形のある製品を世に送り出している点に魅力を感じたからです。
就職活動を進める中で、完成品メーカーよりも部品メーカーの方が多様な製品を提供できると考え、部品メーカーを探すようになりました。その中でSMKに出会い、先輩方とオンラインで話す機会をいただきました。これは非常に貴重な経験でした。
「配属ガチャ」という言葉があるように、入社まで自分の配属先がわからない企業が多い中で、SMKでは配属先の上司2人、先輩2人と話す機会がありました。
上司は海外経験が豊富な方で、先輩方もすごくフランクで優しかったです。先輩のお1人が中国の方で、中国語にも興味があった私にとって、グローバルな環境と社風に大きな魅力を感じました。「こういう人たちと一緒に働くんだ、やっていけそう」と感じたので、入社を決めました。

A.N.
私は大学の就職センターにOBが就職している会社をいくつか紹介してもらい、その中の1つがSMKでした。魅力を感じた点は、H.N.さんが話していたことと同じです。確かなモノをつくれるメーカーで、しかもいろいろな製品に携わる可能性がある部品メーカーという点でした。また、その当時でも90年以上の歴史があり、安定した実績があると感じたことも入社理由の1つです。

M.M.
私が就職活動をした2010年は、リーマンショックの影響で大変厳しい時期でした。さらに、もともと大学院に進学したいと思っていたので、就職活動を始めたのが遅くなりました。
業界も限られてしまい、IT関連の企業しか選択肢がありませんでしたが、IT企業は自分には合わないと感じていました。
そんな中、SMKが社内システムの開発職を募集していることを知り、IT企業のSEよりもメーカーであるSMKの社内SE職が自分には合っていると思いました。入社後3年ほど社内システムの開発を経験し、現在の部署に異動しました。

T.I.
前職では部品メーカーの法人営業をしていました。30代になったころ、あるマーケットを担当することになり、案件の取りまとめや海外拠点への情報発信、共有を行う仕事をやるようになって、本格的にマーケティングの仕事がしたいと感じ、転職を決意しました。
しかし、マーケティングにも関わることができる営業職の募集はあまり多くはありませんでした。その中で自分のやりたい仕事ができそうなSMKに応募し、入社することができました。

Y.Y.
前職ではメカの設計をしていました。配属の関係で自分がやりたかった設計ができなくなったことが転職の理由です。
また、当時設計していたのは大きな産業機器、製品を組み立てる側の装置でした。大量生産するものではないので、新規で手掛けるというより、一度つくったものをマイナーチェンジしていく仕事がメインでした。新しいものを一からつくる仕事がしたいと思うようになり、転職活動を始めました。
SMKではリモコン開発の求人が出ており、身近な製品の設計に興味を持ちました。面接でリモコン開発の魅力を聞き、「いろいろなお客様の要望をもとに組み立てる」「ゼロからスタート、種類も形状も案件ごとに大きく異なる」といった話を聞きました。とても難しそうと感じた半面、一からものづくりがしたいという自分の価値観と一致したので、入社を決めました。
また、面接で感じた人当たりの良さも入社理由の1つです。
CHAPTER 02
管理職や役員がフランクで、
距離が近い

入社後に感じたSMKの印象は?

Y.Y.
社員同士が活発にコミュニケーションしていると感じました。
メカの設計グループでは、困ったことがあればお互いに助け合い、回路設計の人たちも近くの席にいるので、すぐに相談できます。面と向かってコミュニケーションできるのは、迅速に確認できるので良いですね。メールや電話だとどうしても遅くなってしまうので。
前職では大きな産業用製造設備を設計していたため、いざ組み立てを始めて、問題が発生した際にその場で修正を加えていました。現在担当しているリモコンは、試作という段階を踏みながら設計を進めていくことができます。担当製品が違うとこんなに仕事のやり方が違うんだな、と驚きました。

M.M.
もうすぐ創立100年目の会社というと、古い縦社会のイメージがありましたが、全然違いました。管理職や役員がフランクで距離が近いんです。みなさんが気さくに話しかけてくれて、プライベートの話もします。社長もフロアをよく回っており、会話する機会も多いです。

A.N.
私も驚きました。本当にフランクに社長がフロアにいらっしゃって、話をして、去っていく(笑)。

H.N.
社食でよく社長をお見かけするので、親近感が湧きます。少なくとも雲の上の人ではないですね。

T.I.
前職の部長や支店長はまさに雲の上の人でしたが、SMKではフランクに部長と会話ができるのが驚きでした。
また、前の会社は部署間を競わせて、より良いものをつくっていくという考えだったのですが、SMKは一緒にアイデアを出し合って良いものをつくる雰囲気があります。
営業としては、主体的に行動できる環境で、業務目標を決めてそれに沿って動いているのであれば、個人の裁量に任せてもらえます。自分で考えて行動できるので、やりたい営業活動ができます。
CHAPTER 03
フレックス休日※を活用して
プライベートも充実
フレックス休日:全社員共通の休日のほかに、個人の好きな時期に連続4日間の休日が設定できる制度

社内制度で印象的なものはありますか?

H.N.
休みが取りやすく、1週間や2週間の休みを取ることができます。1週間も休めるなんて最初は驚きました。他の会社ではあまり聞かないように思います。
自分自身、ゴールデンウィークをずらして1週間休み、海外に行ったこともあります。フレキシブルに休みを取れるのは素晴らしいです。

T.I.
フレックス休日を利用して4日間連続で休暇を取得できるのは夢のような制度です。私も沖縄に行ってきました。前職でも制度はありましたが、実際に利用するのは子どものいる人に限られてしまって、なかなか利用しづらかったです。SMKでは逆に取らないといけないですからね(笑)。

M.M.
私は子どもが3人いて、3回育休を取り、現在も短時間勤務をしています。SMKでは育休は子が3歳になるまで取得でき、小学校入学まで短時間勤務が可能です。だから私は、もう10年間ぐらい短時間勤務をしています。
子育てには非常に良い会社だと思います。産休や育休の制度が充実していて取得しやすいことに加えて、周りの理解があることも大きいです。やはり子どもが3人いると、急な発熱などでどうしても休まなければいけないときがあります。そういうときに自然にフォローに入っていただけるので、連携も取りやすく、とても助かっています。
CHAPTER 04
現場で活かせるスキルを
早期に習得できる環境

社内の教育・研修制度について教えてください。

M.M.
ここ2、3年、通信教育を利用しています。業務に直結する損益に関するものや、今年はMOS(マイクロソフトオフィス スペシャリスト)を受講しました。特別推奨コースでは受講料の全額が奨励金として支給されるので、そちらを多く利用しています。
SMKは資格補助が多く、各部署で受験を奨励したり補助したりする制度があります。

A.N.
そうですね。受験料の補助などで資格取得を奨励している部署もあります。法務室ではビジネス実務法務検定の取得を部署問わず推奨しています。社会人として持っておいてほしい法務知識を身につけられる検定です。

Y.Y.
設計は基本的にCADソフトを使うので、入社してすぐ研修があります。前職ではCADソフトを制作している会社のセミナーやオンライン講座を受けましたが、SMKでは社内の人が講師となって使い方を教えてくれました。講習後もわからないことがあれば相談できます。社内にそういうスペシャリストがいるのは驚きでした。
講習の段階で仕事に使う機能を全部教えてもらえたので、新しく入った人でもスタートダッシュしやすいと思います。CAD以外にも加工方法に詳しい人や経験豊富なベテラン社員がいて、社内のデータベースに設計資料がまとまっているので、参考にしながら設計できます。勉強しながら、ものづくりができる環境だと思います。
CHAPTER 05
真面目で穏やかな人が多い。
いざ話してみると
フランクな一面も。

SMKはどんな人が多いですか?

M.M.
いい人、真面目な人が多いです。一見かっちりしているけど、質問するとフランクに、でも誠実に答えてくれます。

A.N.
そうですね。真面目で優しく、穏やかな雰囲気です。
これまで所属した人事部も法務室も初めての仕事でしたが、先輩が優しく一から教えてくれたのですごく助かりました。質問しやすい雰囲気はどちらの部署でも感じました。

T.I.
前の会社はかなり賑やかで大声で話していることが多かったですが、SMKは穏やかで落ち着いた雰囲気で、いいなと思います。

H.N.
私は、学生のときに、会社ではドラマでみるようにみんなの前で𠮟責されるようなこともあるのかな、と勝手なイメージを抱いていました。でも、SMKにはそういう人が全然いません。結局、人が良いという結論になります。

Y.Y.
設計フロアの人はギャップが大きいというか、仕事してるときはネコをかぶっているというか(笑)。基本的にパソコンとにらめっこして仕事をしていて、真面目な質問をすればちゃんと真面目な答えが返ってきます。けれど、ちょっと雑談を振ろうものなら、そのまま話題が盛り上がって、「あれ、仕事ができない」みたいなことがあります(笑)。
真面目で仕事もできる人たちだけど、根はフランクで熱いものを持っている。そういうところが楽しいし、付き合いやすいですね。